VERY GOOD CONTENTS
2022.10.04

わたしコラム|自分の書いた言葉への想い〜第2回〜

言葉 

キャッチコピーで何か賞をもらったわけでもない私が、自分の書いた言葉を振り返る。という、恥知らずで大胆なコンテンツ「自分の書いた言葉への想い」のページへようこそ。笑

下手でも、とても普通のことを書いていても、じつはこんなことを考え、想いを込めている。ということを一方的に伝えていきたいと思います。

第2回目は、「さあ、今日もちょっと世界を良くしよう。」です。

実は、この言葉は書いたものではありません(2回目なのに、もうタイトル違反)。
自分がよく口に(しようと)している言葉です。

仕事の合間に「さあ、がんばるか」と言って、やる気を奮い立たせるのと同じようなときに、口にしています。

言葉のなかの“ちょっと”には「些細なことでも」の意味を込め、“良く”はあえて曖昧な言葉にすることで柔軟さと都合の良さを持つようにしています。

これを口に出すようになったきっかけは、カッコつけて言えば、「自身の仕事に対して自己評価する軸を、“ちょっと世界を良くできたのか”にしたい」という想いからです。

素直に言えば、「捻り出したアイデアや言葉が、日の目を見ずに誰かのアイデアや言葉の肥やしになったとしても、何かしら世界を良くすることにつながるかもしれないから、とにかく考えよう」の略。
それと同時に、これまでボツとなった自分のアイデアや言葉への供養です。

そんな言葉を口にしながら、2022年9月末でカラビナに在籍して丸6年が経ちました。

この6年間の自分の仕事によって、たとえ目に留まるような華やかな部分ではなく肥やしの部分であっても、世界を良くできていたらいいな。

そう思う、今日この頃です。

Written by
KENTA SUZUKI

Copywriter & Creative Director

大手SIerにて企業の課題解決を経験したのち、クリエイティブの世界へ。業界問わず難易度の高いビジネスモデルをわかりやすく伝えるコミュニケーションづくりから、チャーミングでユーモラスな企画立案まで。コピーライターとして第53回宣伝会議賞ファイナリスト、TCCコピー年鑑2019掲載。