皆さん、小学生の頃の夏休みにはどんな思い出がありますか。唐突な出だしですが、ついこの間、上履きやら給食袋やらを抱えながら下校する小学生たちを見て、もうそんな時期かと驚き、自分はどう過ごしていたっけ？と思い返したところです。夏休み初日からゲーム三昧。日記付は一週間ごとにまとめて記載。海水浴で日焼けした背中の皮をぺりぺり。なんだかんだ楽しんでいたなと思いつつも、いつも何か物足りなさを感じていたのは有り余る体力と元気があったからでしょうか。

大人になってからは、井上陽水の「少年時代」や映画の「STAND BY ME」みたいに、どこかエモーショナルな体験をしたかったと羨むのですが、振り返ると経験していない訳ではないという不思議な夏休み。夏祭りのワクワク感に合わせて打ち上がる花火を見たことも、親友たちと冒険に繰り出たこともなくは無い。なのに、羨んでしまうのは、子ども時代特有の長くも刹那的な時間だからなのでしょう。

ちなみに私の今年の夏休みプランは、川遊び。昆虫採取。天体観測。わんぱく小僧感満載ですが、どこまで出来るかは未定。やりたいことの半分は翌年に繰り越しています。でも自分が子どもの頃は、両親が忙しい中でその時間を捻出してくれていたと思うと感謝し切れないです。

私が親になったら、子どもとどんな夏休みを一緒に過ごそうかな…。子どもが大人になった時に「あの頃の夏休みにはもう戻れない！（泣）」と思ってもらえるくらいの、思い出をプレゼントをしてあげたいなと想いを馳せながら、ギラつく太陽に照らされ汗を垂らしております。

あー夏休みぃ！