VERY GOOD CONTENTS
2023.05.09

わたしコラム|さっさとカエル

カエルのために帰る 

皆さん、カエルってかわいいと思いませんか?(カエル嫌いな方はすみません)
つぶらかな瞳、丸っこいフォルム、ゲコゲコっと夏の風物詩を感じさせる鳴き声。数年前にペットショップで見かけて、一目惚れして飼い始めました。ペットカエルとしても人気の高いクランウェルツノガエルです。こいつがかわいいのなんのって…。

大福みたいなまんまるボディ。餌を飲み込む時に見せる瞬き。意外と小さなおてて。「クゥ!」と叫ぶような鳴き声(ゲコゲコじゃないんです。飼い始めて気付きました)。一歩も動かないでジーッとしている姿(むしろ動いている方が珍しい)。飼い主の指に噛み付くお茶目さ(流血することも)。

餌は今では2週間に1回程度。成長するとそれくらいの頻度でOKらしいです。サボテンを枯らせるズボラな僕でも愛でることができて、なおかつかわいい。ちなみに名前は『ベンツ』。福、ありそうでしょ?

日本では古来より、後ろに戻らず前方にしか跳ばないことから「仕事運」や、語呂合わせで「無事帰る」「福帰る」「お金が還る」といった点で縁起が良い動物とされています。縁起が良くて、福のある名前。僕にとってはお守りみたいな存在であり、心の癒しでもあります。

一緒にテレビを観ながら夕飯を食べるが楽しみなんです(うちの子、テレビを着けると画面の方向を向くんですよ)。早く帰るモチベーションにもなりますしね。ちなみにテレワークの時はPCの横に置いて愛でています。もし、このコラムを読んでいる方とオンラインミーティングしている時に鳴いてしまったらすみません。先に謝っておきます。でも、僕でも鳴き声を聞いたのは片手で数えるほどです。そんな場面に出くわしたあなたはきっとラッキーに違いありません。

そんなこんなでカエル愛を語っていたらこんな文量になってしまいました。書いている今の時刻はもうすぐ定時。さあ、愛する我が子のために仕事を終わらせて、さっさとカエル。(写真は水槽掃除の一コマ。この後すぐに水槽に戻してあげました)


Written by
KANAME SAKAGAMI

DIRECTOR & COPYWRITER

コピーライターとしてキャリアをスタート。コピーライティングはもとより、企画プランニングやディレクター業務など幅広く経験しつつ、総合不動産・IT・化粧品・金融など、さまざまなクライアントの採用やプロモーション施策に携わる。その後、カラビナへ。浅草生まれ、浅草育ち、お寺の次男。