私、去年の冬に思いつきでメダカを買いました。
彼らは今、透明な器で泳いでいるのですが、いざ飼ってみるとメダカの鑑賞は飽きない!動いていても、止まっていても、その姿は見れば見るほど奇跡だと感じます。
この透明の体がなぜ動いてるの?なんで水中で呼吸できるの?餌とまちがえてフン食べた!でも吐き出した!味わかるんだ..などなど、小学生レベルの疑問が今になっても解けないで悶々としています。40代にもなって、こんなことを考えるとは思いもしませんでした。
大人になって新たに感じたことも一応書いておくと、到底人には作れないということ。自然にできてしまったというからさらに驚きです。そして、私たちは普段、人が作ったものの中で生きているということ。家、道路、電車、すべて誰かがデザインをして、作ったものです。メダカは人の頭の外の世界で作られているし、むしろ人が作るもののお手本になっている。工業製品の中には、自然界の仕組みを取り入れた例がたくさんあることを、みなさんもご存知でしょう。
普段、組織論やブランディングなど、人の脳の内側を考えることが多い私たち。そろそろ自然界から組織論やブランディングについてヒントを得て、大きなイノベーションがおこったりするんじゃないか?おいメダカ、なんかいいアイディアくれないか?
きらめく水槽を睨みながら、そんなことを考えた、週末の午後でした。(アイディアはくれませんでした。)