【クライアントボイス】ホームページが変わることで、理念の浸透にもつながった 会田電業株式会社様
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【クライアントボイス】ホームページが変わることで、理念の浸透にもつながった 会田電業株式会社様
2021.05.19
POSTED BY FUMI TOBE
#クライアントボイス #ナレッジ

弊社で企業ホームページと採用サイトの制作でご縁のあった会田電業株式会社様にインタビューを受けて頂きましたので、今回はその様子をご紹介します。

会田電業株式会社

1964年創業。「誠実であれ」をキーワードに、お客さまへ対応し、千葉県柏市を中心に首都圏で店舗の電気工事や公共工事を数多く行う。その姿勢は社員に対しても表れており、一人ひとりがイキイキと働ける企業として、2020年、2021年に「健康経営優良法人」に認定。これまで、国や都道府県から「優良建設工事」など、数多くの表彰実績がある企業です。

会社を活性化していく上で、採用に力を入れようと考えていた。

組織をさらに活性化させる上で、人材の採用は最重要課題でした。そのため、様々な人材紹介会社と契約していたのですが、それだけでは難しい。もちろん、近隣の工業高校へ求人を出したり、ハローワークを利用してみるものの、応募はわずか…。改善するためには、ある程度のお金を使って、人が集まる質の高いホームページへとリニューアルするべきだ、と感じていたんです。

「質」と「効果」は譲れない。だから、数社の中からカラビナさんを選びました。

そこでホームページを制作できる企業を探していた際に出会ったのがカラビナさんでした。実は同時に、お話を伺った会社が数社あり、大手企業もありました。その中では、実はカラビナさんが、一番、見積もりが高かったのです。けれども、少しの金額の差で、「質」や「効果」を落としてしまう方が損失じゃないか、と感じたのです。その決め手になったのが、代表の戸部さんをはじめとするカラビナさんの“人柄”でした。まず、最初の打合せから代表が出てきて、しっかりと話を聞いてくれた。「ここなら任せられる。カラビナさんの提案を受け入れたら、きっとこちらの考えも汲んでくれるだろう。」と思えました。だからこそ、「費用を下げてほしい」という依頼はしなかった。やっぱり、初めの打合せから代表が出てくる会社は、想いや考えがある誠実な会社だと感じられたんですね。しかも、話し合いを進めていくと、戸部さんは私の高校の先輩だと知りました!人柄に惹かれたのはもちろんですが、「後輩に恥をかかせるような仕事はしないだろう」という感覚も湧いたんです(笑)

何度も対話して生まれたスローガンは、理念浸透としても活用。

制作がはじまり、とにかく多くの打合せやヒアリングの機会をいただきました。その際も戸部さんは決して場を外れることがなく、いつもこちらの要望に耳を傾けてくれました。私たちはホームページに関しての知見を多くは持ち合わせていません。だから、正直カラビナさんの提案の良し悪しについては判断できないところもありましたが、何度も私たちと膝を突き合わせてくれたことで、どんどんとお任せしていこうという気になりました。キャッチフレーズについても、結構、意見を言わせてもらったなぁと。ブラッシュアップしていくうちに生まれた「Sincerity in Quality 誠実を、つくる。誠実を、生きる。」というスローガンが本当に気に入っています。企業サイトをつくるわけですから、このコピーは社外向けに考えられている。でも、実は、ここに私たちが大切にしたい想いがしっかり入っているから、社内の理念浸透としても活用できている。社内でこの言葉を共有して、社員一人ひとりと気持ちを一つにしています。これも、ホームページをリニューアルして生まれた大きな成果ではないでしょうか。実際に今、社員には、「常に、“Sincerity in Quality”な仕事をしているか」と伝えています。企業を経営する上で、代表の想いを社員に浸透させていくのはなかなか難しいんですよね。でも、こうした言葉をいただいたくことで、自分たちの絆を強固にできたと感じています。

採用も大成功して、平均年齢が42歳から37歳へ、一気に下がりました。

現在、予想を上回るペースで採用活動が進んでいます!建設業界では採用しづらい女性の応募も目立ち始めました。すでに、1名を採用済み。もともと、女性採用に注力して業界のイメージを変えていきたいと思っていたところでした。社内の雰囲気もいっそう明るくなり、まさに組織活性化ですね。他にも、ポテンシャルを感じる未経験者、第二新卒、外国人など多岐に渡り応募があり、効果に驚いているところです。面接に来た方や採用した社員に聞くと、“ホームページにある若手社員のメッセージに惹かれた”という声が多くありました。社員たちがどんな想いで働いているのかが分かる上に、ある種の空間プロデュースに近い仕事ができると伝わったことも大きかった。結果として、あっという間に20代30代の5名を増員。社員の平均年齢も42歳から37歳くらいまで引き下がるほどです。結果として、社内が狭くなるなど、嬉しい悩みまで生まれています(笑)

若手が未来を感じられて、頑張り続けられる会社を目指す。

私たちが目指しているのは、20代・30代の若手社員が、未来を見据えてずっと頑張れる会社。先ほど、「空間プロデュース」と言いましたが、それは、あくまで私たちが自らできることをお客さまへ提案し続けた結果です。こんな風に、社員には自分たちの仕事を「誠実に」行い、お客さまのためになることを発信して、枠にとどまらない働き方をしてもらいたいと思っています。おかげさまで、私たちは国や都道府県から数多くの賞をいただくようになりました。それでも、今の成功に溺れずこれからも社員一同で、「Sincerity in Quality」という言葉を具現化し、日々の仕事で「それは本当にSincerity(誠実)なのか」を模索し続けていきたいと思っています。

インタビュー

会田電業株式会社

代表取締役 會田 広之様

編集後記

初回の打合せから、とにかく「誠実さ」が表れている企業だと思いました。社員を想う姿勢、そして、お客さまのために真摯に向き合う企業姿勢を拝見し、私たちも学んでいかなくてはいけないと感じたものです。価格の面についても、結果として「費用対効果を感じられた」とおっしゃっていただき、制作者冥利に尽きます。優れたビジョンをお持ちの會田社長が指揮をとり、人を育て大切にされていく企業ですので、あとはいかに多くの人に伝わるようにするか、にこだわりました。今回のインタビューの最後には、「ホームページの改修も“優良工事”です」とお褒めいただいたことがとても感慨深く、思い出の濃い仕事になりました。お作りしたホームページを活用し、多くの優秀人材に出会えることを祈っています。

会田電業株式会社様のウェブサイトはこちら

https://www.aida-dengyou.com/

Posted by
FUMI TOBE / CEO / CREATIVE DIRECTOR
代表取締役 クリエイティブディレクター/コピーライター 心理学科卒 91年 株式会社リクルート入社。ベンチャーから大手企業までの企業広告、ブランディングに関わる。2000年、クリエイティブディレクター/コピーライターとして独立。TCC会員。 【受賞歴】 東京コピーライターズクラブ新人賞/産業広告賞/福岡コピーライターズクラブ賞/東京コピーライターズクラブ ファイナリスト/BtoB広告賞金賞 など

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