アフターコロナを、どう生きる?どう描く?
CREATIVE / DESIGN
アフターコロナを、どう生きる?どう描く?
2020.06.16
POSTED BY FUMI TOBE

いまだ、解決策や治療薬・治療法の模索が続いている、新型コロナウイルス。たった数ヶ月で世界中の人々の暮らしが大きく変わるなかで、私たちも政府による緊急事態宣言を受けて、テレワークに切り替わり、現在も状況をみながらこの勤務スタイルを続けています。

そんな、誰もが今までに経験したことのない状況だからこそ、みえてきたこと。もしかすると、コロナ前の生活には戻れないかもしれない。しかし、この問題に向き合いながら「どうしていきたい?」という未来は描けるはず。

今回は、カラビナのメンバーで「アフターコロナの世界をどう生きていく?」というテーマで、いま感じたことなどを語り合いました。その模様をご紹介します。

通勤時間、なくなってよかった?

戸部:新型コロナウイルスによる大きな変化って、カラビナでいうとテレワークになったことだと思うけど、みんなどう?

横山:僕は、通勤の移動がなくなったことが大きいかな。とくに朝の満員電車で1時間ゆられるだけでも、パワーを持っていかれて辛かった。それがなくなったのは本当にいいことだと思う。

伊藤:通勤時間って往復で考えると、結構な時間を占めていたりするよね。その時間を、仕事や自分の時間に充てられるのは、確かにいいことだと思う。

菊地:横山さんの言うとおり、通勤時間ってパワーを削がれるときもあるけど、自分にとっては「オン」と「オフ」を切替える時間でもあって。今日するべきこととかを整理するのが通勤時間だった。だから、テレワークになったことで、時間の区切りがなくなったという面もあるかな。だから、気づいたらこんな時間まで仕事をしていた…とか。

戸部:通勤時間が無駄って説は多いけど、菊地さんが言うように、「切替え」として機能していた面はあるよね。100%オンラインになって通勤がないと、仕事や会社との物理的、空間的距離がないから、区切りがなくなってしまう。

岡村:仕事をしているとどうしても嫌なこととか、ストレスは出てきて。それで家の空間で精神的ダメージを受けると、仕事と距離が置けないからズルズルと引きずってしまうっていうのはありますね…。

戸部:そうだよね。会社と家で、仕事とプライベートを切り離すこともできたし、景色が変わるだけでも気分転換になるもんね。だから、テレワークの場合、「散歩に行く時間をつくろう」とか自分で時間を設計することが大事になってくるかもね。

奥さんの気持ちは、一緒にいないとわからなかった。

戸部:環境の変化でいうと、今年パパになった健太君はかなり変わったと思うけど、どうかな?

鈴木:そうですね。予期していなかった形ですが「育休がなかなかとれない」という声もあるなかで、仕事の合間にお風呂に入れたり、子どもと接する時間ができたことはよかったと思います。あと、妻が一日中子どもに接している大変さを見ているから、彼女の気持ちを理解できるようになったのも大きいですね。

戸部:私も子供が産まれて、育休中の時期は正直つらかった。毎日、ミルクをあげて、おむつを替えたり、寝かせたり。同じことの繰り返しで、達成感が感じにくかったんだよね。

鈴木:そうなんですよね。僕の妻も育休中で「同じ毎日が繰り返されるのがつらい」と言っていました。あと、どうしても睡眠不足になりやすい。一日、一緒にいるからこそ、妻の大変さが分かるようになった。

戸部:だから、コロナを経て、子育ての価値観ってかなり変わってくると思うんだよね。

鈴木:そうですね。どうしても家で仕事をする場合、集中したい時間の時は、妻に子どもをまかせないといけない。だからこそ、「彼女の時間」もつくってあげたいと思うようになったんですよね。あと、いままでは会議は必ず対面、出勤が普通と思っていたけど、そうじゃなくてもいいんだな、と思いましたね。家族や家庭をみることになったことで、何を大切に働くのか?に立ち戻れたというか。

戸部:自分の価値観を棚下ろすことができたいい期間だったってことだね。

世界中が爆発!ここで、楽しくヤンチャにやらない方がつまらない。

戸部:コロナウイルスは世界中で爆発している。せっかく世界観が大きく変わるわけだから、ここで楽しくヤンチャにやらない方がもったいない。できないことを嘆くよりも、どう良くしていくか、が大事だと思う。

横山:働き方だと、オフラインが固定概念だったのが、突然、オンラインになったのも大きいですよね。

戸部:そうそう、逆に気軽に会話しやすくなった感がある。私はむしろ、メールコミュニケーションが減ったかな。メールで、cc.に入れて5人に送るなら、zoomで集まって会話した方が早いし確実だっていうのが分かったからね。

横山:zoomなどのアプリによって、かなりイベントのハードルも下がりましたよね。自分も写真展やカメラの講習会を企画したりするけど、オフラインの時は場所代がかかった。でも、オンラインで場所代がかからない分、発信する場所の選択肢がかなり広がって、みんなが発信者になれる時代になりつつある。

戸部:そうだね。個人がターゲットのビジネスが伸びそうな動きがあって、とくにtoCが盛り上がりそう。たとえばヨガの教室とか、手芸の作品を売ってみたりとか。少額で個人シフトビジネスが簡単にできるようになってきているんだよね。

伊藤:ビジネスも1to1コミュニケーションに変わりつつある、ということですね。

戸部:そうそう!

一人ひとりの「しあわせ」の形は違うから。

伊藤:あと、どんどん個人が考えていく時代になっていくと思うよね。そうなると成果報酬型に寄っていきがちになっていくんじゃないかと思う。

横山:かつて、シリコンバレーで年収1000万円越えの人が増えていくのに合わせて、地価も高騰して、結局出ていく人が増えたということがありましたよね。でも今は、ここ数十年と比べて、ほとんどの人が携帯を持っている。ネットのプロバイダー代とか、生活に必要なお金も増えていると思う。

戸部:出資が増えても、収入が変わらない中で、どうしても自分たちが成長しないといけない場面は出てきてしまう面はあるよね。

横山:出資を減らそう、と考えるなら極論、地方に住むのはありだと思うんですよね。

岡村:確かに、私の地元の栃木だと、都内の半分の金額で倍の広さのアパートに住むことができるんですよね。

横山:そうそう。家賃が半額になった分、給与が増えたことになる。テレワークで通勤が減れば、家賃が低い郊外とか東京以外の県に住むっていう選択肢も広がると思うんだよね。

戸部:ただ、それは出資を減らす考え方であって、今の価値と交換しているだけの働き方をしていると年齢とともに自分の価値が下がってしまう心配はするべきだと思う。できることを増やしたり変えたりしないと、ライバルが増えるだけじゃなくて、自分より若くて長く働ける人に仕事を奪われてしまう。これに若い人は気づかない。そこを視野に入れる必要はあると思うよ。

岡村:そうですね。自分の価値を高めながら、今のテレワークの形で働くにはどうしても家が基盤になる、という考えは出てくると思うんですよね。私は、今のアパートの狭さからそれを痛感して(笑)。暮らしで得たものが、仕事や製品になったり、それでみんながいい反応を返してくれたりすると、好きな場所で働く、という価値が何倍にもなるじゃないかな、と。

菊地:どうやって仕事と向き合っていきたいか、とかどんな働き方をしたいとか、一人ひとりが考えてつくっていけたらいいよね。


いろんな方向に話が広がった、アフターコロナの生き方について。次回は、これからのカラビナの働き方について話し合った模様をご紹介します。

Posted by
FUMI TOBE / CEO / CREATIVE DIRECTOR
代表取締役 クリエイティブディレクター/コピーライター 心理学科卒 91年 株式会社リクルート入社。ベンチャーから大手企業までの企業広告、ブランディングに関わる。2000年、クリエイティブディレクター/コピーライターとして独立。TCC会員。 【受賞歴】 東京コピーライターズクラブ新人賞/産業広告賞/福岡コピーライターズクラブ賞/東京コピーライターズクラブ ファイナリスト/BtoB広告賞金賞 など

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