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2022.08.18

クリエイティブに触れて |雲

Written byKENTA SUZUKI

Copywriter & Creative Director

大手SIerにて企業の課題解決を経験したのち、クリエイティブの世界へ。業界問わず難易度の高いビジネスモデルをわかりやすく伝えるコミュニケーションづくりから、チャーミングでユーモラスな企画立案まで。コピーライターとして第53回宣伝会議賞ファイナリスト、TCCコピー年鑑2019掲載。

大手SIerにて企業の課題解決を経験したのち、クリエイティブの世界へ。業界問わず難易度の高いビジネスモデルをわかりやすく伝えるコミュニケーションづくりから、チャーミングでユーモラスな企画立案まで。コピーライターとして第53回宣伝会議賞ファイナリスト、TCCコピー年鑑2019掲載。

クリエイティブに触れて

クリエイティブに触れて |雲

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子どものころ、親に美術館へ連れて行ってもらうと絵を見るのでなく、その枚数を数えて遊んでいた鈴木です。

そんな私が「身の周りのクリエイティブに触れて感じたことを書く」というお題で、最初に扱おうと思ったのは「雲」です。

はじまりは、学生時代の卒業貧乏旅行。
ロンドンからパリへ列車で移動中に外を見ていたら、当たり前のことに気づきました。

それは、雲が西洋絵画みたい、ということ。

ずっと「西洋絵画の雲って、日本で見たことないな」「どうしたらこんな雲になるんだろう」と不思議に感じていた私にとっては、なんだか世の中のことが、ひとつ分かった気になりました。

そんな雲について調べてみると、、、
世界気象機関(WMO)では、雲を「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」「高積雲」「高層雲」「積乱雲」「乱層雲」「積雲」「層積雲」「層雲」10種に分類しているとのこと。

あれ、ということは、どこで見ても雲の形は変わらない?
生まれて初めてお腹が空いて寝れなかった当時の私には、違うように見えたのに。笑

この真偽は、ここでは明らかにしませんが、
さまざまな形がある雲。
時間によって形を変える雲。
それが何に似ているのかを考えさせる雲って、
とってもクリエイティブなものだと思っているのです。

じつは、運河の横に腰掛けて、
友人から生命に関わるような大きな決断を聞いたとき、
目の前の雲が急に大きく成長していくのを見て、大反対した経験もあります。

まったく説明もないのに、想像力をかき立て、ときに人の心さえ動かす。
そういうモノが、世の中には存在する。

今日も雲を見て、そんなことを心に留めながら、何か企てられないかを考えていきたいと思います。


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