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2023.04.25

わたしコラム|最終16節観戦記

行ってみたよ 

ラグビーリーグワン 、最終16節を観戦してきました。 若かりし頃、プレーヤーとして少しかじったワタクシとしては、想い入れのあるスポーツでもあります。

対戦カードはクボタスピアーズ船橋・東京ベイ×東京サンゴリアス!リーグ順位も「2位×3位」で、特に開幕節の同一カードではサンゴリアスがスピアーズに18年ぶりに敗れているという因縁の対決です。試合は予想通り、意地と意地のぶつかり合い、逆転につぐ逆転で最後まで手に汗にぎる試合展開。結果はリベンジを狙ったサンゴリアスをスピアーズが再び退ける形となりましたが、実はこの2チーム、5月のプレーオフ準決勝で三たび対戦するのです。どんな試合を展開してくれるのか今から楽しみでなりません。

一般的にラグビーはフィジカルなスポーツで、強靭な肉体を持った選手たちがタックルやスクラムなどの激しくぶつかり合う迫力あるプレーを見ることが醍醐味ですが、戦略性が非常に高いスポーツでもあります。攻撃では、ボールを効果的に動かし、ゴールを狙うためのプレー、相手の守備をかわすための戦術、スクラムやラインアウトなどのセットプレーなどがあります。守備においては、相手の攻撃を止めるための陣形やプレッシャーをかけるための戦術、ボールを奪うための戦術など、両方を組み合わせたチームの戦略が勝利につながるのです。また、ラグビーは個人の力だけでなく、チームワークが非常に重要です。攻守両面で選手たちは密集したフォーメーションを作り、個々の役割を理解し、相手チームの動きを予測し、瞬時に判断します。そして、試合中に相互にコンタクトを取り合い、情報を共有することで、より効果的なプレーを実現し、相手チームを攻略します。そして何より選手たちのパッションです。試合中に選手たちが激しい表情や声を上げてプレーします。それは、自分たちのチームのために全力で戦うというプレーに対する熱意やプライドの表れでもあります。反面、相手に対しては敬意を払い、フェアプレーを貫くことを信条としています。これらのことはラグビーにかかわらず、一般社会にも通ずるところだと思いますね。

そして今秋、ラグビーワールドカップが開幕します。4年に一度のこの大会、前回は日本開催だったので、スタジアムに足を運んでリアルに観戦できたのですが、今回はフランスです。当然、行けるはずもなく、テレビ観戦となるのですが、時差の関係で深夜や明け方となりそうなので寝不足の日々が続きそうな予感。それでも今からワクワクが止まりません!

Written by
TAKESHI ITOH

DESIGNER

広告デザイン一筋に、各種クライアントの雑誌広告、新聞広告、ポスター、パンフレットなどの商業広告から、イベントブースの設計・デザインなどの制作業務全般に携わる。現在もグラフィックデザイナーとして現場を兼ねつつ、アートディレクターとして、企画・提案から制作・進行管理までを担当。