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SLOGAN

企業の価値を、シンプルな言葉に、結晶。

企業の存在価値や事業のもたらす価値を、端的なコトバとして結晶させていく。これが、企業スローガンや事業スローガンと言われるものです。こうしたスローガンを開発する価値は、いくつかあります。その一つは、顧客や潜在顧客に対して、自社を魅力的に伝えることでビジネスを拡大するためです。たとえば、単なる人材派遣なのではなくて、「これまでにない働き方を作っているのだ」、と自社の価値を再定義するようなケースです。また、スローガンによって社内に良い影響が広がることもあります。いわゆるインターナル・ブランディングとも呼べる効果です。自社の価値を誰にでも伝わる言葉にすることで、新入社員や本社から離れた拠点で働く社員たちの心を一つにしたり、経営者の意図を社員に浸透させ、その想いに火をつけることもできるのです。
事業強化のために、スローガンを活用した飲料メーカー。
ある酒類メーカーでは、自社のワイン事業を強化するために、事業スローガンを開発しました。競合メーカーが強く、自社の存在価値が見えにくくなりそうな時に、このワイン事業には、どのような特徴があり、消費者に何を届けようとしているのか、などの戦略や想いを、一行の言葉として表現。結果、その事業部で働く社員たちは、自分たちがどのような仕事をすればいいのかを直感。方向性が定まり前向きになっただけでなく、スローガンを基準に、ワインのパッケージデザインの判断などにも応用。「これは、ワイルドな感じがするから自社らしい」「これでは、他社と同質化してしまう」などの判断しやすくなり商品ブランドのあり方にも統一感をもたらす効果も生まれたのです。
美しいだけでない、ビジネスに機能するコトバであるか。
このように企業や事業のあり方を規定するスローガンは、単なる「表現物」ではありません。どんなに心地よい言葉であっても、それが機能することがなければ、投資する価値はないとも言えるのです。キャッチコピーやスローガンのような言葉は、日本語さえできれば、誰でも作ることができると思われがちですが、実は経営戦略や事業戦略に詳しく、競合環境などもお客様にオリエンテーションされずとも理解しているようなプレイヤーでないと、優れたものは生まれにくいのです。
開発から時代を経ても、心を動かすことのできるコトバであるか。
その一方で、では経営コンサルタントに依頼すればいいのではないか?と考える方もいるかもしれません。それが間違った戦略とは言い切れないものの、言葉のプロではない方がつくったスローガンやコピーというのは、開発したばかりの頃は、機能するのですが、時が経ち、当時の状況を知らない人材が増えてくると風化しやすいものです。なぜなら、言葉としての魅力や力がないためです。企業スローガンや事業スローガンの価値というのは、なんの説明がなくとも、やりたいことや生み出したい世界観が瞬時に、人々の頭に浮かんでくるように作らねばなりません。戦略性や差別化といった左脳の仕事だけでなく、エモーションや創造性といった右脳の仕事との両立ができなければならないのです。
事業を加速させるために、スローガンという武器を。
こうした点でも、コピーライターとして、的確な仕事を行い、広告賞等で評価されたキャリアを持ちながら、経営や組織に詳しいというクリエイターが適任だということをご理解いただけたのではないでしょうか。
私たちの強みは、商品広告の世界ではなく、ビジネスの世界でクリエイティブな力を発揮し続けてきた経験が豊富なことです。企業がなりたい姿になるために、その事業をさらに加速するために、「スローガン」という武器を使って、社員を、社会を動かしていってみませんか。
企業ブランディング・プロセス

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