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BRANDING

企業を強くするための企業ブランディング

企業ブランディングって一体、何のために行うのでしょうか?企業によっては認知度や企業イメージをアップしたいというケースも多いのだと思います。けれども、「デザインだけ」をよくするようなブランディングや耳障りのよいスローガンを設置することがブランディングのゴールになってしまっている企業もあります。これでは、企業にとって本当に価値を発揮していると言えるでしょうか?
企業の価値の源泉に、まず着目していく。
私たちが考える、企業ブランディングとは、その企業が持つ固有の強みに着目していくことです。たとえば、企業独自の強みと言える「競争優位性」。技術やサービスレベルの高さ、製品へのこだわり、など様々な面に競争優位性が息づき、それが顧客や市場から選ばれる要因になっています。この競争優位性を生み出す土壌となっているのが、企業文化や価値観、いわば、その会社ならではの「考え方」や「スタンス」のような部分です。
そうした、企業固有の行動特性が、その市場環境の中で、よりよく機能しているから顧客から選ばれ続けている、と置き換えることができるでしょう。
文化や価値観を立脚点に、ブランドを見直していく。
私たちが企業ブランディングの起点に置くのは、この「文化」のところです。組織のあり方に着目し、その企業独自の価値観などを見出しながら、ブランディングの核にしていく。そうすれば企業ブランドと実際の顧客体験のズレが生まれにくくなるはずです。企業ブランドは良いと思っていたのに、社員と接してみたら期待外れだった、などとはならない。それでこそ、しっかりと芯が通った企業ブランドだと言えるのではないでしょうか。
企業カルチャーは、その企業だけでは、分析できない。
自社の文化や価値観は、その会社で働いている人ではうまく見つけられないこともあります。同業と比較してみると、非常に優れた考え方やこだわりを持っているとしても、社員にとってはそれが「当たり前」で「日常化」してしまっていることがあるのです。
せっかくの“良いモノ“を眠らせてしまっている。案外、多くの企業で見かける現象です。自分の良さは、自分だけで見つけることは難しい。では、第三者ならば、誰でも良いわけでもありません。多くの企業の組織や風土を深く知っていなければ、その企業の固有性や特長、反対に課題と思われる文化も見つけることは難しいのです。
いくつもの組織を見つめてきた経験が、
企業ブランドづくりに生きる。
そんな私たちの強みは、採用コミュニケーションの世界で育ってきたことにあります。採用コンテンツを作る際には、お客様の経営層から事業部長クラス、優秀社員、そして、新人までとあらゆる人を取材し、その組織風土をたっぷりと味わいます。また、企業がどのような成長戦略を描いているかを知り、採用に落としていくという戦略づくりも行います。そのため、何百という数の企業を内側から見ることができ、業界特有の価値観や課題なども、ある程度、予見できるようになってきたのです。
未来の財産になるような、企業ブランディングを。
このように多くの企業の風土に精通しながらも、企業ブランディングまで行える会社は、実は多くありません。たとえば、商品広告の世界で育った企業が、その組織風土の違いを雄弁に語ることはできるでしょうか?答えは、もちろん、NO。優れた作家になるために、まず大量の本を読むことが必要なように、多くの企業の風土を味わってきた経験がなければ、組織文化に着目したブランディングを行うことは、無理に等しいのです。

「企業ブランディング」という活動が、単なる企業の「見え方」を変えるだけのブームとして終焉していくのではなく、それを行うことで企業が強くなり、社員が自社への理解と誇りを高めていく。そんな未来の財産になるような企業ブランディングを私たちは、強くお勧めしています。
企業ブランディング・プロセス

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